いじめられたら耐えずに転校すればいい
サラリーマンが辛ければ辞めればいい
日本が合わなければ海外に行けばいい
自分にとってストレスになる環境からは逃げる
この選択をとりやすくすることが重要だと考えています
逃げることは悪くない。ストレスからはとことん逃げよう。
この一年、僕は色んな所でこの発言をしています
僕にこの一年で会った人の多くは耳にしたことのある言葉だと思います。
そのくらい頻繁に言ってます。
逃げるな!を強要するな
いじめ
サラリーマンが辛い
環境が合わない
これらから逃げずに立ち向かう選択を取ることは立派なことだとは思います
逃げずに立ち向かうことで得られる気づきもあるでしょう。
中には立ち向かったことで
自分の価値観が変わり今の自分を作り上げているという人もいると思います
ただ、逃げないという選択を人に押し付けるな
何かに立ち向かうのは非常にストレスのかかること
ストレスに耐える苦しみを他者に押し付けることは理解に苦しみます
何故か日本は逃げないことを美学とする謎の風習がありますが
声を大にして逃げたければ逃げましょうと言いたい
あなたが逃げなかったことで得た成功体験を
逃げないことを美学とする謎の風習を
押し付けるのはやめましょう
逃げてきた人生
僕自身も様々なことから逃げてきました
ストレスある環境から逃げに逃げた結果、今は本当にストレスフリーな環境に身を置けているな、と実感しています
これからもストレスある環境からは逃げ続けます
会社を辞めてからの生き方
とても自分に合ってる起きる時間
働くかどうか
遊ぶかどうか全てが自分の判断で制御できる
遊びたいと思えば遊ぶ
働きたいと思えば働く理想の生活は
この生き方の延長線上にありそうあとは、一つ一つのスケール感を
もっともっと大きくしていきたい!— おぐりん(尾倉侑也) (@ogu_rin89) August 19, 2018
カラオケにはいかない
超絶音痴なので
カラオケに行くと恥をかくことになります
なので、行かない(逃げる)という選択をとってきました
もちろん、歌を上手くなりたいという意思があれば立ち向かったかもしれないけど、あいにく僕にはそのモチベーションはなかったので、潔く逃げました
カラオケに行った回数は恐らく両手におさまります
人数多いしみんな上手だから辞めた
小学生の頃は、そこそこサッカーが上手でした
ただ中学時代にがっつりサッカーしてこなかったので、当然ながら同世代のみんなとは差がひらき、高校でサッカー部に入ると厳しい現実が目の前にはありました
部員数多くてレギュラー争い厳しいのに
明らかにみんな自分よりサッカー上手
当時の僕はサッカーをすることより見ることのほうがはるかに好きだったので
サッカー部で戦うことから逃げ部活をやめました
おかげで楽しいサッカー観戦ライフが送れています
性に合わないサラリーマンもすぐにやめる
新卒入社した会社を1年で退職し、ニュージーランドに旅立ちしました。に書いた通り、会社を辞めたのは新たな挑戦がしたいというポジティブな理由によるものです。
とはいえ、就職前から予想していた通りサラリーマンは性に合いませんでした
例えば毎日同じ時間に出社する
僕には好きな時に働き、好きな時に遊びたいので、とても理想的な環境とは言えなかったです。
だからこそ会社という環境から逃げたい
とはずっと思ってたし、実際会社から辞めてみてやっぱり多少なりともストレスから解放されたのは事実です
新卒入社した会社を1年で退職し、ニュージーランドに旅立ちしました。
2017年4月に新卒エンジニアとして入社したYahoo! Japanを2018年4月26日付けで退職しました。 最終出社日は2018年3月30日だったので、Yahooで働いた期間としてはちょうど1年となります。 …
嫌いになる前に距離を置く
人間関係も同じで考え方違って合わないな
このままいるとストレスになり得るな
と思えば、すぐに距離を取ります
高校生くらいまでは割と難しかったけど
大学、社会人となると誰と付き合いを持つかは自分次第
苦手な人とのコミュニケーションを頑張るより
そこから逃げて自分の気の合う友と一緒にいたほうが何倍も楽しい
逃げてはいけない局面と逃げるべき居面の大きな違い
もちろん、逃げるべきではない局面もあると思います
目標に向け努力している最中に生じる困難
これに逃げててはいつになっても目標は達成できないので、逃げるべきではないと思います
局面の判断軸
逃げるべきではない局面
成したい目標のために生じた困難
逃げるべき局面
ストレスを感じる環境
何かを成すためにアクションしている過程で生まれた困難には何があっても逃げないです
一方で、ストレスを感じる環境からはとことん逃げます
会社を辞め開発を進めているnukumoは日々困難の連続です。
困難から逃げるのは簡単です。
ただ、それをしていても僕はいつになってもnukumoを通じて、成したい「やりたいことをできる世の中」は達成できません。
だから僕はnukumoに関しては絶対に逃げません。メンバーとのコミュニケーションもどんなに衝突しても本気でぶつかります
逃げるべきはストレスを感じる環境
カラオケという環境は、音痴な僕にはストレス
高校時代のサッカー部という環境は、僕よりサッカーが上手い人がいっぱいいてストレス
会社という環境は、毎朝定時に出勤しなければならないからストレス
だから逃げました
至ってシンプルな理屈です
マインドと逃げ先
ストレスのかかることからは逃げる
そのために必要なことは逃げ先があることだと思います
当然のことですが、逃げ先がなければ逃げようがないです
逃げ先ってのは物理的な場所という意味合いでも使ってますが、それよりもマインドとして逃げ先が自分にはあると思えるかが重要だと思います。
私にはこの環境しかない、と思うと逃げにくくなると思います
ストレスを感じる環境から逃げるためには、自分のマインドをどう持つか、が本当に重要です
世界は広いんだ!というマインド
世界には色んな環境、人がいます
その数だけ色んな考え方があり、自分と合う環境が必ずある
福岡がだめなら東京、東京がだめならアメリカ
そうやって環境を変えて行けば必ず自分に合った環境があると僕は信じています
嫌われる勇気では、複数の共同体に僕らは属しており、人はより小さな共同体を見ようとするが大きな共同体を見ることが重要だ、と書いてあります。
われわれはみな複数の共同体に所属しています。家庭に属し、学校に属し、企業に属し、国家に属し、…
(省略)
ここで注目してほしいのは「もっと別の共同体があること」、特に「もっと大きな共同体があること」なのです。
(省略)
まず考えるべきは「より大きな共同体の声を聴け」という原則です
今の環境がすべてではない
もっと別の環境がある
世界を見れば本当に多くの環境がある
現状を全てとは思わず広い視野で考えられるか、これはとても重要なことだと思います
僕は山と海を眺めていると世界の大きさを感じます
おすすめです(笑)
スキルがないと逃げれない、ことはない
会社が合わなければ辞めればいい
というけど、辞めたら次の就職が不安
日本が合わなければ海外に行けばいい
というけど、日本語以外話せない
この不安は理解できますが、正直どうにでもなります
生きて行くに必要な収入はバイトでも十分に得ることができます
海外には日本人コミュニティがあるので英語ができなくても割と海外で住むことはできます
スキルがないからという視点ではなく
今の自分が今よりストレスを感じられる環境がないか
にフォーカスして調べればあなたにあった環境はきっと見つかるはずです
環境を移動する敷居を下げたい
とはいえ、逃げる上でまだまだ課題は山積み
転職を繰り返すとイメージが悪くなる
ビザの問題で長期海外滞在が困難
校区外の学校に行くことができない
など挙げればキリがないです
勿論上記はどれも現時点でどうにかしようと思えばどうにかできます
ただこういった障壁を少しでもなくして環境の移動の敷居を下げることがストレスフリーな世界を作る上でとても重要だと思います
小さなコミュニティ
これから多くの小さなコミュニティが誕生してきます
ここでいうコミュニティは生活できるコミュニティです
今で言う市町村単位のコミュニティを指しています
これがもっとスモールになり、かつコミュニティ間の移動が容易になります
更に複数のコミュニティに属しているが当たり前になるでしょう
コミュニティが多く生まれるので
それだけ自分の合ったコミュニティもたくさんある
音楽家が属しているコミュニティ
起業家が属しているコミュニティ
旅人が属しているコミュニティ
コミュニティ内では自分たちが大切にしている想いを基に物事の価値は決まる
今のようにお金を軸に価値が決まるが全ての時代はもうすぐ終わると思います
むしろ終わらせるべき
ボーダレスな世界
そして何よりも重要なのが
これらのコミュニティ間の移動はとても容易です
来るものは拒まず
去る者は追わず
この考えが徹底されており
自分の好きなコミュニティに自由に属することができます
そうすると合うコミュニティにしか属さなくなるので
ストレスフリーな世の中になるし、
環境が変わることはもはや当たり前なので、環境を変える、を逃げるなんて言う風にとらえる人さえいなくなるかもしれないです
さいごに
最後は僕がイメージする将来についても触れましたが、
改めて、
逃げることは全く悪いとは思いません
むしろ逃げることを全力で推奨したい
逃げるが当たり前
自分の合うコミュニティに属する
そんなストレスフリーな世界を実現したいです
今何かに苦しみ
下そうとしている決断が逃げなのではと悩んでいる人
ぜひ逃げてください
ストレスのかからない環境へ逃げてください
世界は広いです
あなたに合った環境は必ずあります
逃げましょう
どうどうと逃げましょう
僕もストレスになることからは
全力で逃げ続けます