四次元ポケットの作り方。本を出版します。

nukumoを作るため、会社を辞め独立しました。

▽ 辞めて独立した話
新卒入社した会社を1年で退職し、ニュージーランドに旅立ちしました。

8月にリリースして
想定内・想定外のことが多く起き
学びの連続と共にnukumoの可能性を感じる日々です。

もっと多くの人にnukumoを知ってもらうためにはどうするか

それには広報しかなく、どういった広報の仕方にするか議論を重ねた結果
nukumoに関する本を出版することにしました。

2018年中の販売に向け、絶賛準備中です。

この記事では本で記載する内容をかいつまんで紹介します。

 

シェアの先にある世界

nukumoはシェアという概念を通じ、「やりたいことだけができる世界を作る」ことを目指しています。

言い換えれば、やりたくないことはしなくてもよい世界です。

残業したくない
早起きしたくない
掃除したくない

こういったしたくないことを
自分の生活から排除し、やりたいことだけができる世界を作れたらどんなに幸せか。

そんな世界が実現するとしたら、ワクワクしませんか?

 

残念ながら今はやりたいこだけができる世界ではない

やりたいことをやる。全部やる。

これは僕の座右の銘です。

今一緒にnukumoを作っているあきとと出会い
色んな話をしていると「やりたいことをやりたい」という想いが共通していることが分かりました。

ちなみに僕はやりたいことが山ほどあります。
だからこそ、やりたくないことをしなくてよい環境をどうやって作るかはずっと考えてきました。
おぐりんがやりたいこと。何年かかっても全部やる!

でも、まだ世の中やりたいことだけをして生きている人ってあんまりいないよね
みんながそうなれたら幸せだよね。

そんな話をnukumoが生まれる前、
東京の居酒屋で深夜遅くまで、時には朝まで飲みながら話していました

生活のためには、お金は稼がないといけません
お金のためには、時にはやりたくないこともしなくてはならない

それが今僕らの生きる資本主義経済のもはや当たり前になっています
残念ながら、これが現実です。

もちろん、やりたいことだけをして
稼いでいる人もいますがそれはごくごく少数

加えて、そもそも稼がないと生きていけないってのはどうなの?
っていう課題感があるので、やりたいことして稼ごう!では不十分だと思っています

注意
資本主義経済を批判したいわけではないです。
むしろ今後も続く立派な経済システムだと考えています。
ただ、生活するためにお金を稼がないといけない、強いてはお金のためにやりたくないこともしなくてはならない、といった課題があるよね、という資本主義における問題点をどうにかしたいだけです

 

無駄が多すぎる世の中


今僕らが生きている世界には無駄が多すぎます

無駄というと物事の効率化ばかりに目がいきやすいですが、
不要なものを買う
一度しか使わないものを買う
そういった消費に対する無駄のほうが問題だと感じています。

隣の家の人が一切使ってないにも関わらず、購入するチェーンソー。
頻繁には使わないので、また家の中に眠る。

こんなことが山ほど起きています

この無駄こそがやりたくないことをしなくてはいけない大きな理由になっている
この無駄さえ省ければ、やりたくないことをやる時間は減り、結果やりたいことができるようになる

今世の中にあるもので生きていくうえで必要なものは事足りていると思います

既に世の中にあるのに購入しないといけないのは何故だろう
次から次へと同じような製品が作り続けられるけど、それに本当に意味はあるのだろうか

そんな問いかけをし続け、導かれた回答がシェアでした
シェアをすれば無駄な消費は限りなく減らすことができる

 

所有という概念をなくす

僕らが今所有している資産を様々な人とシェアすれば多くの無駄を省くことができます

カメラを持っているけど使わないから友達にシェアする
その友達はカメラを買う必要がなくなる
カメラを買うという消費行動はしなくて済むようになる
加えて、カメラを買うために必要なお金を稼ぐ必要もなくる

これをありとあらゆるものにあてはめていくと、その先にあるのは無駄のない世界です

所有という概念をなくし、シェアすれば消費という無駄はなくなります

食べ物だって余っている人に分けてもらう
英語だって話せる人に翻訳してもらう
家だって余っている部屋に住ませてもらう

みんなであらゆるものを自分の資産のようにシェアしあう

そんな世界を作りたいと思っています

 

nukumoが作るのは四次元ポケット

nukumoが作ろうとしているのは四次元ポケットです

そうです、ドラえもんの世界に出てくる、あの四次元ポケットです
冗談ではなく本気で四次元ポケットを作るつもりでいます

 

僕らが目指すシェアの世界

nukumo心の友と資産をシェアするアプリです

「所有を共有に変えるプラットフォーム」nukumo

近しい関係性にある友達と自分の持っているあらゆる資産をシェアしあいます
シェアした資産はプラットフォーム上で管理され誰が今保有しているのか一目で分かります
そして、その資産をあなたが必要なときいつでも利用することができます

シェアされている資産が増えれば増えるほど、自分が困っているときに利用できる資産も増えます

カメラが欲しいときは、いつでも使っていいよ
英語が分からないときは、英語が得意な僕がいつでも教えるよ
東京にくるときは、今海外いて部屋空いているから自由に使っていいよ

こんな資産がnukumoに溢れている
そんな世界を僕らは目指しています

 

みんなで作る四次元ポケット

僕らは四次元ポケットを作っています

nukumo = あなたの四次元ポケット

友達にシェアされた資産の数だけ
あなたの四次元ポケットにある道具の数は増えます

なので、道具は人によって異なります

僕らが行うのはあくまで、道具(資産)を格納でき、自由に道具(資産)を取り出せる四次元ポケットを皆さんに提供するだけです
その四次元ポケットにどんな道具を入れるかは皆さん次第

皆さん自身で四次元ポケットの道具を増やしていきます

道具が多くあるほど
四次元ポケットとしての価値はあがり
それは結果としてやりたいことだけができることに繋がります

 

四次元ポケットの作り方

nukumoが考える四次元ポケットの作り方を説明します

四次元ポケットは以下の3つを全て満たして初めて出来上がります

  • 道具(資産)を管理できる
  • 道具(資産)を手軽に自由に取り出せる
  • 道具(資産)があふれている

 

道具(資産)を管理できる

まずは道具(資産)を管理できることが必要です

最低限、以下ができれば管理したと言えるでしょう。

  • 道具(資産)を各自が自由にアップロードできる
  • その道具(資産)をいつでもどこでも確認できる

これはWeb社会である現在において、そんなに難しい話ではないです。
アップロードに関しては物理的なもの、例えばカメラや服など、をWebにアップロードするのは既存の技術では難しいので、ここでは資産の名前や写真、その説明をWeb上にアップロードすると考えてください。

自分がどんな道具(資産)を持っているのか
またどんな道具(資産)がシェアをされているのか

これらはnukumoのプラットフォームへいけば、いつでもどこでも確認することができます

 

道具(資産)を手軽に自由に取り出せる

道具(資産)の管理ができても、自分が欲しいタイミングで利用できないと僕らの想像する四次元ポケットとは言えません。
なので、手軽に自由(自分のタイミング)に道具(資産)を取り出せる必要があります。

ドラえもんの世界でも
のび太君の困っていることに応じてドラえもんが道具を取り出しますよね
あんなイメージです

これを実現するために必要なことは大きく二つだと考えています

  • 物理的なものの受け渡し手段
  • 自分の欲しいものを瞬時に分かる方法

まず、物理的なものをどうやって受け渡しするか
ドラえもんの世界のように異空間が繋がって…といったことは現在の技術ではできません

なので、それは技術がいずれ解決してくれることに期待して今できることとして配送手段の充実、ロッカーなどを用いた受け渡し、などを用意して可能な限り受け渡しにかかるコストを下げていくことが重要です。

次に、多くの道具(資産)から自分の欲しいものが瞬時に分かる仕組みをどう作るか
これも当然の話で、いちいち探すのは面倒なので自分の欲しいタイミングで適切な道具(資産)をレコメンドしてくれるような機能を導入すべきです。

ここら辺は、AIの出番で今注目されている分野ですね。
ただAIだけが全てではなくUI・UXの工夫でも利便性をあげることは十分可能です。

AIの導入だけに固執するのではなく
今ある情報を整理し、どのようにユーザーに見せていくか
ここをしっかりと考え抜くだけでも探すという手間を減らすことは可能です

 

道具(資産)があふれている

さて、素晴らしい四次元ポケットができました!
でも道具(資産)がありません、では意味がないです。

道具(資産)であふれてない四次元ポケットなんていらないので、
道具(資産)をどうやってあふれさせるかの仕組みづくりは本当に本当に重要です。
確実にnukumoが四次元ポケットして価値があるかどうかを決める最重要事項です。

では、どうやるのか。

Give&Givenな設計
これが肝だと考えています

Give&Givenとは何か、から話をしていきます

僕らは何かを与え、与えられることで生きています
与えるだけでも、与えられるだけでも生きていくことはできないです

片一方だけだとどこかで綻びが生じます

与え与えられる、これが人間社会での大原則です

このことを考えるときに、Give&TakeではなくGive&Givenの精神で与え与えられよう、というのが僕らが重要だと思っていることです。

この二つの大きな違いは、見返りを求めかどうか
見返りを求める場合はGive&Take、求めない場合はGive&Given

もう少し詳しく説明します

Giveはすればするほど感謝が生まれる性質があります
そして、その感謝はまた誰かへのGiveとして姿を変えます

つまり受けたGiveの量ほど人は誰かにGiveをします
多くの愛情を受けて育った子供は多くの愛情を他の誰かに注ぎます

Giveは回りまわって自分に戻ってくる
これを僕らはGive&Givenと呼んでいます

見返りを求めてGiveをするのではなく純粋な気持ちでGiveをする
すると、Giveの量だけ誰かが感謝をして自分にGiveしてくれる

この関係性をnukumo内に構築していくことで、道具(資産)は溢れると考えています

これをシェアすると誰かにこれをもらえるだろうから
という考えでは、インセンティブが生じやすい道具(資産)しかあがらなくなります

そうではなく
自分の道具(資産)を見返りを求めずあげることで
多種多様な道具(資産)であふれた四次元ポケットを作ることができる

そして、多くのGiveをしている人ほどしっかりとGiveが回ってくるようにする

これらを実現できれば、道具(資産)は溢れる、というのが僕らが考えた結論です
なので、nukumoではGive&Givenな設計にとことんこだわって構築しています

 

無駄のない世界

四次元ポケットを作った先にある未来はやりたいことだけができる世界だと信じています

既に多くのモノは溢れ
多種多様な人材がいる現在において

ほしいものはどこかの誰かが持っている
必要なスキルはどこかの誰かが身に付けている

だから、みんなでシェアすれば無駄な消費はなくなるはず

 

Work as Lifeな生き方

落合陽一さんが言われているWork as Lifeな生き方こそ僕の理想です

世間一般で言う仕事という概念ではなく
生き方そのものが仕事であり遊びである

僕もどうにか遊びが仕事になり生きれてますが
正直お金というものに悩まされています

何をするにもお金が必要な現在において
お金というものに葛藤している人は多いんじゃないかなって思います

Work as Lifeな生き方をする方法として
好きなことで稼ぐことによく着目されていますが
それ以上に無駄な消費を減らすことが重要だと考えています

無駄な消費を減らせれば
必要なコスト(お金)は下がります

そうすると稼ぐ必要のある金額は減ってくるので
結果として遊べる(好きなことができる)時間が増えるという考え方です

 

無駄な消費とシェア ジャイアン2.0

ここまで再三述べてきましたが
無駄な消費はシェアすることで減らすことができます

現在使われているシェアサービスの多くは
お金を仲介として欲しい人と提供者をマッチングしています

けど、本当にお金を仲介する必要ってあるんですかね?
確かにお金を介すことで相手への信頼度を高める効果はあると思います

お金を介しているからこそ
見知らぬ人の家にも安心して泊まれる
知らない人の車で送迎してもらえる

この側面は否定できないです

ただこれだと消費が伴います
何かを得るには消費しなければならないという資本主義の構図からは抜け出せてないです

シェアは資本主義の枠組みで価値を発揮するものではない、これが僕らの考えです。
そもそもシェアと言っておきながらお金を介しているのがとても違和感があります。

それってシェアなの?という。

信頼できる友と無償でシェアする
誰が所有者かは重要ではなく、重要なのはみんなのものであるということ

俺のものはお前のもの、お前のものは俺のもの

ジャイアンの名言をもじったこのワードこそシェアの本来の意味だと捉えています
僕らはこれをジャイアン2.0と呼んでいます

ジャイアン2.0の考えを持った人たちが
nukumo上で様々な資産をシェアすることで
四次元ポケットを作り無駄な消費をなくす

それが僕らの目指いしている像であり
やりたいことだけができる世界へのアプローチ方法です

 

さいごに

「四次元ポケットの作り方」という本を出版するにあたり、本のイメージを一度記事にしてみようと思い執筆しました

現在、四次元ポケットがどのくらいできているのか
今後、どういった機能を実装していくのか

これらについては本で詳しく記載しようと思っています

記事にしてみることで、改めてnukumoの目指している世界にとても興奮しています。
完全招待制としてリリースして、2カ月以上が経過しましたが(2018.08.01 リリース)本当に面白い資産がアップロードされています。

車が壊れたらいつでも修理するよ
英語に困ったらいつでも翻訳するよ
誰か紹介してほしかったらいつでも紹介するよ
素敵なワイナリーあるから紹介するよ

多くの価値ある資産がnukumo上にアップロードされています

今後もっともっと多くの資産がアップロードされ
やがてドラえもんの四次元ポケットのように
自分の望みをかなえてくれる道具が好きなタイミングで取り出せる

そんなプラットフォームになると確信しています
四次元ポケットの実現に向け一歩一歩前進していきます

一緒に四次元ポケットを作っていきましょう!!

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