こんにちは、おぐりんです。今回は、「この人、お金の使い方かっこいいな」と感じた経験をもとに、僕自身のお金との付き合い方について書いてみたいと思います。お金の使い方って、その人の価値観や美意識がすごく表れる部分だと思うんです。そして、誰かのお金の使い方に惹かれたとき、それは単に“モノ”ではなく、“思想”に触れている瞬間かもしれません。「かっこいい」と思った、お金の使い方とは?僕が「この人かっこいいな」と思うのは、消費ではなく“残るもの”にお金を使っている人です。たとえば体験、健康、関係性──形には残らなくても、時間が経っても意味が続いていくものに、迷いなくお金を使える人は本当にかっこいいなと感じます。それから、“軸”を持っている人にも惹かれます。「これは出す、これは出さない」という明確な基準がある人。たとえば、普段は倹約家なのに、誰かとの食事やプレゼントには惜しまず出すとか。そういう“お金の使い方に芯がある人”って、自分自身を深く理解していて、その判断基準に美意識を感じるんです。僕の中のお金の使い方の“軸”じゃあ自分はどうかというと──僕は未知の経験や出会いに対しては、惜しまないようにしています。正直、「ちょっと高いな」と思っても、行ったことのない場所や、出会ったことのない人に触れる機会にはお金を出します。初めての高級レストラン行ったことのない土地への旅行普段会えない人とのセッションやイベントそういった“非日常”が、人生の解像度を上げてくれる実感があるからです。一方で、日常生活ではほとんどお金を使いません。物欲もあまりないし、ファッションやモノに対して「今、これが欲しい!」みたいな衝動も少ない。それよりも、「知らなかったことに触れる時間」「価値観が更新される瞬間」に、お金を使うようにしています。10年後の自分に、「あれは使ってよかった」と言われるためにこの問いに向き合うとき、僕はむしろ“10年前の自分”がしてきたことを振り返るようにしています。22歳の頃、大学を卒業して社会に出てからの数年間──正直、お金はあまりなかった。でもその中でも、イベントを開いたり、VRやAIなどの新しいテクノロジーに手を出したり、自腹を切って新しいチャレンジをしていました。結果が出たものもあれば、出なかったものもある。でも、出したからこそ得られた経験、出したからこそ「これは合わない」と思えた判断基準は、今の自分にとって大きな財産になっています。だから今も、「この支出は、10年後に“やっててよかった”と思えるか?」という視点でお金と向き合っている気がします。未知に触れること。世界の輪郭を押し広げること。そのために必要なお金は、きっと未来で“残っている”と信じられるから。まとめ:お金を使うとき、“何を育てたいか”を問う僕にとって、お金の使い方は「何を手に入れるか」ではなく、「何を残したいか」「どんな自分を育てたいか」という問いとつながっています。一貫した価値観に従って使っているか?モノより“変化”を買っているか?未来の自分にとって意味のある支出になっているか?そう自分に問いかけながら、日々の選択を重ねています。お金は、ただのツール。でも、使い方には人間の深さがにじみ出るもの。だからこそ、自分の“使い方の美意識”を少しずつ磨いていきたいなと思います。本記事は、「コラム記事の達人」を活用し、録音した音声データから約10分で作成しています。「コラム記事の達人」は、nukumo社が提供する業務改善ツール「Aidia」の一機能です