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OGURIN.com

1992年8月9日、福岡県生まれ。
一般社団法人nukumo代表理事。

1億円の景色を信じられるか?他人の人生を生きないための構造

公開日: 2025/10/6

こんにちは、おぐりんです。

「君の時間は限られている。だから他人の人生を生きることで無駄にするな」
──スティーブ・ジョブズ

スタンフォード大学の卒業式で語った有名な言葉です。

この言葉を聞いたとき、「そうだよね」と思う人は多いと思います。
でも一方で、本当に“他人の人生を生きずにいる”ことって、可能なんだろうか?と、自問してみたくなることもあるのではないでしょうか。

私自身、他人の期待や評価を気にすることはよくあります。
「嫌われたくない」「ちゃんとしてると思われたい」「間違ったと思われたくない」──そう思う瞬間は、少なからず日常に存在しています。

人と人の間で生きる以上、完全に他人の目を意識しないのは難しい。でもその意識に引きずられて、自分の選択を見失ってしまうとしたら、それは少しもったいないような気がしています。

だからこそ、ジョブズのこの言葉を「どうやったら実現できるのか?」という視点から、少し深掘りしてみたくなりました。

“自分の景色”がぼやけるとき

たとえば、目の前に「1万円」があるとします。
そして、隣の誰かが「10万円かもしれないよ」と言ってくる。

自分には1万円の価値がはっきり見えていたはずなのに、
「もしかしたら?」という不安が生まれ、自分の選択に迷いが出てしまう──そんな経験、ありませんか?

これは、「自分の見えている景色」に対して、どれだけ確信が持てているかの話なんです。

たとえば、その1万円がもし“1億円”に見えていたとしたら、誰に何を言われても迷わず選べる。
つまり、自分が確信できる価値(=金額)をどれだけ明確に持てているかが、自信の正体だと言えるかもしれません。

私たちは常に、選択の中で揺れ動きます。「これでいいのかな?」「もしかして他の方が良いのでは?」という迷いは、どこからくるのか。それはたいてい、自分の中にある“不確かさ”が原因です。自分の選択に納得しきれていないと、外の声が大きく聞こえてしまう。

自信は「WANT」と「解像度」の掛け算

じゃあ、その“確信できる1億円”ってどうやったら見えるんだろう?

私が考えるに、それは次のふたつの要素から成り立っている気がします。

1. WANT(自分が本当に欲しているかどうか)
2. 解像度(その価値をどれだけ具体的に思い描けるか)

WANTがなければ、そもそも欲しいと思えない。
でもWANTだけでは不安なんです。「どうやって手に入れるか」が見えないと、人は揺らぎます。

そこで必要になるのが、知識や経験によってその景色に輪郭を与えること

たとえば、私が「このプロダクトを世に出したい」と思ったとき、
それが単なる直感だけだと不安だったかもしれません。
でも、統計的な裏付けが出たとき、「これはいける」と確信が持てました。

また、経験によって得られた“過去の成功パターン”も大きな支えになります。過去に似たような状況で上手くいった経験があると、「今回もきっといける」と思える。その積み重ねが、自信という目に見えない力を育ててくれるんですよね。

つまり、自分のWANTがあり、それを支える具体的な情報や経験があれば、他人の意見に揺さぶられにくくなる。

他人の評価に揺れるときは?

逆に、他人の評価や選択に心が大きく揺れるときは、こんな構造になっている気がします。

  • 自分のWANTがぼんやりしている(本当はそれ、欲しくないかも)

  • WANTはあるけど、手に入れる方法がよくわからない

  • 手に入れても価値があるのか、自信がない

このとき、人は「隣の人が見てるものの方がよさそう」に見えてしまう。
“自分の景色がぼやけていると、他人の景色の方が魅力的に見える”んです。

でもそれって、本当にその人の方が良いものを見ているとは限らない。
ただ、自分の視界の“確かさ”が揺らいでいるだけなんですよね。

この構造を理解してから、私は意識的に「自分の見ている景色を整える」ようにしています。つまり、自分のWANTを再確認し、それに向かう手段をできる限り具体化する。それが結果として、自分の人生を取り戻す力になると信じているからです。

自分の人生を生きるとは?

ジョブズの「他人の人生を生きるな」という言葉は、
「他人を完全に無視して生きろ」という意味ではないと思っています。

むしろ、「自分が信じられる景色を持て」ということ。

それがたとえ、他人には1万円に見えても、
自分には「これは1億円の価値がある」と信じられるなら、それが“自分の人生”。

間違っていても、自分で信じて選んだなら、それでいい。

確信を持って選んだものには、多少の困難や批判があっても、踏みとどまる強さが生まれます。なぜなら、「これは自分で選んだんだ」という納得感が、自分の軸を支えてくれるからです。

そんなふうに思える選択ができるように、
私はこれからもWANTを磨き、視界の解像度を上げていきたいなと思っています。

あなたにとって、“確信できる1億円の景色”は、どんなものですか?
そしてそれは、誰のためでもなく、自分のために見えているものでしょうか?

少しだけ立ち止まって、自分のWANTを見つめてみる。
その小さな時間が、きっと“他人の人生を生きない”ための第一歩になると信じています。

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