こんにちは、おぐりんです。今回は、「頑張っているのに、なかなか結果が出ない」と感じたときに、どう考え直すかについて書いてみたいと思います。これは、多くの人が日常的に感じていることだと思いますし、僕自身もたびたび向き合ってきたテーマです。誰かと比べて悩むこと、自分に問いかけること、そしてまた歩き出すこと。そんな過程にヒントがあればと思い、このテーマに向き合いました。結果が出ないと感じるときの“自分だけの基準”まず大前提として、「結果が出ない」の定義は人によってまったく違うということを認識する必要があります。僕の「結果が出ていない」と、他の誰かの「結果が出ていない」は違う。なぜなら、目指しているものが違うからです。たとえば僕自身の経験で言えば、大学院を出てヤフーに勤めて、25歳で独立。33歳になる今までの約8年間、事業を育ててきた中で、自分なりにずっと努力してきたという実感があります。でも、ふと立ち止まったときに思うんです。「自分は本当に社会にインパクトを出せているんだろうか?」僕の活動によって、どれだけ多くの人が喜びを感じてくれているのか。僕が届けたいと思っている世界観に、どれだけ近づけているのか。それを考えたとき、どうしても周囲の同年代の活躍が目に入ってしまう。そして、彼らと比べて「自分はまだまだだな」と感じてしまう瞬間があるんです。比較しちゃいけない、けど…してしまうもちろん、他人と比べても仕方ないというのは頭では分かっています。土俵が違えば、目指すゴールも違う。だから比較すること自体、意味がないはずなんです。でも、そうは言っても人間です。悔しい気持ちも出てくるし、焦りも出てくる。「なぜ自分だけ…?」という感情が出るのは、ごく自然なことです。ただ、その時僕が立ち返るのは、「本当に自分が目指しているゴールって何だったっけ?」という問いです。そして、その上で次に考えるのは、そもそも登っている山は合っているのか?登り方が間違っていないか?もっと別のアプローチがあったのではないか?実は“まだ登ってもいない”んじゃないか?ということ。つまり、努力の方向性や手法、前提設計そのものを問い直すんです。努力が報われないと感じたときにできる問い直し報われないと思ったときに、僕が大切にしているのは、「頑張りそのものを否定しない」こと。代わりに、次のような視点で見直してみるようにしています:ゴールの解像度は合っていたか?今の自分の“頑張り方”は、そのゴールにマッチしているか?ゴール設定自体が、実は誰かの期待をなぞっていないか?他の視点から見たら、もっと近道があったんじゃないか?さらに重要なのは、「結果が出ない=失敗」ではないという視点です。その過程で学べたこと、関わった人たちとの関係、得られた経験値──それらが後に“結果”として花開くこともある。それでも分からないときは、信頼できる誰かに聞いてみる。自分の中で堂々巡りしてしまうときほど、“外の問い”が自分の中の答えを揺さぶってくれることもあります。たとえば僕の場合、仲間にこう尋ねてもらったことがあります。「その努力、本当に“登りたい山”に向かってた?」この一言に、ハッとしたことがあるんです。それまで「頑張ってるのに報われない」と思っていたのは、そもそも“自分が登りたくて始めた山じゃなかった”という根本的なズレだったのかもしれない。そう気づかされることもあるんです。まとめ:結果が出ない努力を、責めずに再定義する努力しているのに結果が出ない。それは、方向や登り方、目指す山自体にズレがあるサインかもしれません。だからこそ、「その努力は、自分にとって納得できる登り方か?」「自分が目指していた山に、今も向かっているか?」そう自分に問いかけながら、歩みを止めずに進んでいく。他人と比べることはあっても、最終的には自分との対話に戻ってくる。その繰り返しが、いつか思い描いていた場所へ繋がっていくと信じて。そして、問い直すことでまた“自分なりの一歩”を積み上げていく。それが、僕にとっての「報われない努力」との付き合い方です。本記事は、「コラム記事の達人」を活用し、録音した音声データから約10分で作成しています。「コラム記事の達人」は、nukumo社が提供する業務改善ツール「Aidia」の一機能です