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OGURIN.com

1992年8月9日、福岡県生まれ。
一般社団法人nukumo代表理事。

レベル10でチャンピオンは倒せない──就活と成長戦略の話

公開日: 2026/1/8

こんにちは、おぐりんです。

「知識さえあれば、なんとかなる」
そう思い込んでいませんか?

ポケモンでいえば、どんなに攻略法を知っていても、レベル10のピカチュウでチャンピオンには勝てません。戦術(知識)は確かに大事ですが、それ以前に“実力(レベル)”が足りていなければ勝負にならない。

今日は、そんな「知識」と「実力」の関係を、就活や仕事の成長戦略と重ねてじっくり考えてみたいと思います。

戦術では越えられない壁がある

どれだけ情報を集めても、努力の方向がズレていたら成果にはつながりません。

攻略法を覚えるのは大切。
でも、レベルが足りていない段階で強敵に挑めば、結果は明白です。

たとえば、面接で「こう答えると印象が良い」とか「企業研究を徹底すれば通る」といった情報があります。それらは確かに効果的です。しかし、土台となる経験・実力が不足していると、表面的なテクニックだけでは突破できないのです。就活の場で見られているのは、言葉よりも“積み重ねてきた証拠”です。戦術は、実力を補強するものであって、代替にはなりません。

知識とは、努力の「方向」を示すコンパス。
実力とは、その道を進む「脚力」。

コンパスを持っていても、歩く力がなければ目的地には着けません。
逆に、脚力があっても方向を誤れば、いつまでも遠回りしてしまう。

両方をバランス良く育てることが、成長戦略の基本です。

「今の自分のレベル」を見極める

大切なのは、今の自分のレベルを正しく認識すること。

自分が挑んでいる相手(企業・課題)に対して、どれくらいの実力があるのか。そこを冷静に判断できる人ほど、成長スピードが速いです。多くの人は「戦術」ばかり磨こうとしますが、本当は“どのステージに立っているか”を見誤らないことの方が大事です。

ポケモンでいえば、草むらでレベル上げをすべき段階なのに、いきなりジムリーダーに挑んでしまうようなもの。勝てないのは、努力が足りないのではなく、順序を間違えているだけなんです。

もし足りないと感じるなら、まずはレベル上げ(経験・スキル磨き)に戻ればいい。小さな成功体験を積み上げることで、自然と戦える相手の範囲が広がっていきます。逆に、レベルが十分なら戦術(見せ方・相手研究)を磨く段階に入れる。努力の方向を見誤らないことが、最短ルートで成果を出す鍵です。

「無理」は撤退ではなく、順序のサイン

「今は無理」と認めることは、逃げではありません。
むしろ、正しいルートを選ぶための合図です。

ポケモンでも、一度引いてレベルを上げてから再挑戦すれば、あっさり勝てることがありますよね。

就活でも同じです。
「今はまだ届かない」と感じたら、自分のレベルを上げる期間をつくる。それはキャリアの遠回りではなく、次の挑戦に備える“戦略的準備”です。焦って無理に挑戦を続けるより、少し引いて力を蓄える方が、結果的に早く前に進めることも多いです。

それに、「無理」と向き合える人は、現実を冷静に見られる人でもあります。現状を直視し、改善に動ける人ほど、長期的には最も成長します。だからこそ、目の前の敗北を怖れず、「今はまだそのステージじゃない」と受け入れる勇気を持つことが大切なんです。

「できるフリ」よりも「伸びしろの証明」

就活でよくあるのが、「できるフリ」をして背伸びをするケース。でも、採用側は意外と見抜きます。それよりも、現状と成長のロードマップを誠実に示す方が信頼につながります。

「今のレベルはここ。でも入社までにこう伸ばせます。」
「過去にもこうしてスキルを伸ばしました。」

このように、“伸びしろと実行力”を提示する人のほうが、長期的に評価されます。企業が求めるのは“完成品”ではなく、“伸び続ける人”だからです。完成された人材よりも、自己成長を楽しめる人にこそ、組織の未来を託したくなるものです。

面接やエントリーシートでは、「これからどう成長したいか」を語ることも、立派なアピールになります。自己分析を通じて、自分の得意・不得意を理解し、「その差をどう埋めていくか」を言語化できる人は、信頼されやすいのです。

成長のフェーズを意識する

人にはそれぞれ、“今いるステージ”があります。

ポケモンでいえば、ジムを回っている途中か、四天王に挑んでいるか。自分の位置を見誤ると、努力の方向もズレてしまう。

社会人も同じです。入社1年目でいきなり経営戦略を語るのは、まだ早いかもしれません。でも、日々の業務の中で「自分のレベルを上げる行動」を意識すれば、1年後には確実に世界が変わって見える。だから、焦らず、自分の“次のステージ”を意識することが大切です。

戦う相手を間違えない

世の中には、知識で勝てる相手もいれば、レベルが必要な相手もいます。
重要なのは、どちらと戦っているのかを見極めること。

自分の現状を知ることは、現実逃避ではなく、成長の起点です。
むしろ、「今どのレベルで、どの敵と戦っているか」を自覚できる人ほど、確実に前に進める。勝てない相手を選ばないのは、卑怯ではなく、戦略です。

攻略法を知ることも大事。
でもそれ以上に、「レベルを上げる時間を惜しまない」こと。それが、成長戦略の本質だと思います。レベル上げの時間は、誰にでも必要な過程。遠回りに見えて、最も確実な近道なんです。

まとめ:成長とは、戦いの順序を見極めること

「知識で勝率は上がる。でも、レベル差がある相手には勝てない。」──この単純な原理を忘れないこと。それが、自分を正しく伸ばす第一歩です。

大切なのは、今の自分を見つめる勇気。そして、必要な努力を選べる冷静さ。焦らず、段階を踏みながら、自分のステージを少しずつ上げていきましょう。

あなたはいま、どのレベルで、どの敵と戦っていますか?

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