
笑うから楽しい、は本当か。冷めやすい自分を少しだけ能動に戻す話
公開日: 2026/6/6
こんにちは、おぐりんです。
最近、とある講座でコーチングの勉強をしている中で、講師の方から言われた言葉がありました。
「楽しいから笑う、だけじゃなくて、笑うから楽しい、もある」
言葉としては、たぶん多くの人が聞いたことのある話だと思います。でも、そのときの自分にはけっこう刺さりました。
なぜかというと、自分ができていないことの一つだと感じたからです。
冷める自分がいる
僕は、わりとその場が面白くないなと思うと、すっと冷めてしまうところがあります。会話に入り込めなくなったり、携帯を触り出したり、少し引いた場所から場を見てしまったりする。
もちろん、本当に合わない場なら、行かないとか、途中で離れるとか、そういう判断をすればいい。全部を楽しむ必要はないと思っています。
でも、自分で行くと決めた場なら、やっぱり楽しんだ方がいい。自分が選んでそこにいるなら、その時間をどう使うかは自分の責任でもある。
頭では分かっています。
ただ、身体がついてこない。
たぶん、防衛反応に近い
こういうときの感覚は、単なる怠けとは少し違う気がしています。
面白くない、損している、受け身になっている、自分の時間を奪われている。そんなふうに身体が感じた瞬間に、少し距離を取りたくなる。
心理学的に言うと、これは回避行動や体験の回避に近いのだと思います。嫌な感覚や退屈さをまともに受け取るのではなく、スマホや冷めた態度によって、その場から少し逃げる。
ただ、それをすると、さらに場から離れていく。
楽しくないからスマホを見る。
スマホを見るから、もっと楽しくなくなる。
この順番は、けっこう大事だと思いました。
感情を待つだけではなく、行動から作る
行動活性化という考え方があります。
ざっくり言うと、気分が乗ったら行動する、だけではなく、行動するから気分が後からついてくる、という考え方です。
これは「無理やり前向きになろう」という話ではありません。
感情を変える入口は、頭の中だけではなく、身体や行動にもあるという話です。
少し笑ってみる。
相槌を打つ。
質問を一つする。
身体を前に向ける。
相手が何を大事にして話しているのかを考える。
そういう小さな行動を先に置くことで、自分の感情の解釈が変わることがある。「楽しいから笑う」だけではなく、「笑っている自分を見て、少し楽しくなってくる」こともある。
仕事でも同じかもしれない
これは、場を楽しむことだけの話ではないと思っています。
自分で受けた仕事であれば、一生懸命やった方がいい。どうせやるなら、自分の基準でちゃんと仕上げた方がいい。
これも頭では分かっている。
でも、どこかで「やらされている」と感じた瞬間に、身体が引いてしまうことがある。ここで大事なのは、たぶん気合いではなく、主導権を取り戻すことです。
この仕事を、自分ならどう良くするか。
この場で、自分は何を一つ持ち帰るか。
この人の話の中に、どんな背景があるのか。
受け身のままだと冷める。
でも、自分から意味を取りに行くと、少しだけ戻れる。
いきなり変えようとはしない
とはいえ、これをいきなり完璧にやろうとすると、たぶん疲れます。
どんな場でも楽しむ。
どんな仕事でも全力でやる。
常に前向きでいる。
そういう目標にすると、逆に身体が反発する気がします。
だからまずは、冷めた自分に気づくくらいでいいのだと思います。
冷めた。
いま受け身になっている。
離脱しようとしている。
そこで自分を責めるのではなく、スマホを見る前に一回だけ問いを挟む。
「この場で、自分は何を一つ取りに行く?」
それくらいなら、できる日もある気がします。
自分が選んだ時間を、自分のものにする
今回の学びは、明るく振る舞おうという話ではありません。
自分が選んだ場所、自分が受けた仕事、自分が参加すると決めた学びを、受け身のまま消費しないという話です。
楽しい場を待つのではなく、自分が少し面白がりにいく。
納得してから動くのではなく、動く中で納得が育つこともある。
笑うから楽しい。
たぶんこれは、思っているより実践的な言葉です。
まだ全然できていないけど、意識しておきたい。気負いすぎず、でも忘れずに、少しずつ自分の行動に戻していきたいと思います。
