こんにちは、おぐりんです。「年収いくら以上が“成功”か?」──そんな問いを考えたことがある人は、多いと思います。僕自身、大学1年の頃までは「年収1000万円」が成功の象徴でした。とても遠い、雲の上の存在。僕が育った環境では、その数字に現実感はありませんでした。でも、18歳のとき。自分と年齢の変わらない20代前半で、すでに年収1000万円を稼いでいる人たちと複数出会う機会がありました。彼らは特別な天才ではなく、身近なところに存在していた。そこで初めて、「1000万円」という金額が、現実の世界に引き寄せられた気がしたんです。「成功している人」に共通するものとはいえ、彼らと自分を比較すると「やっぱり違うな」と感じる部分も、はっきりとありました。たとえば、お金に対する思い込み──彼らの多くは「1000万円は稼げる」と疑っていない。でも当時の僕は、「そんなの自分には無理だ」と思っていた。そのマインドの違いだけでも、大きな隔たりがありました。さらに、チャレンジの回数や情報の引き出し、稼ぎ方の選択肢の多さ。1万円を稼ぐ手段を何通りも持っている彼らに対し、僕は「どこかの企業に就職して出世する」くらいしか方法を知らなかった。選択肢の差=現実の差だということを、強烈に実感しました。成功って何だろう?ただ、実際に彼らと接して気づいたのは──「成功=お金」ではない、ということでした。確かに年収1000万円は一つの象徴かもしれない。でも、僕が「すごいな」と感じたのは、その裏にある思考の柔軟さや、行動の速さ、日々をどう生きているかという“姿勢”でした。彼らの中には、収入以上に「人生を楽しんでいる」「自分のペースで選択している」人たちがいて、むしろそちらにこそ“成功”の本質があると感じたんです。年収は「可能性の地図」を広げてくれる一方で、年収というのは社会の中で目に見える“指標”でもあります。お金があることで選択肢が広がる。時間の自由度が高まり、人との出会いも変わる。そういう意味では、やっぱり一定の「影響力」はあるし、持っていて損はないと思うんです。ただ、それは“目的”ではなく“手段”。お金そのものが幸せを保証してくれるわけではありません。でも、お金があることで「幸せのためにできる行動」は増える。だから僕は、一定のお金を得ることに挑戦するのは、決して悪いことではないと思っています。最後に年収1000万円は、今の僕にとっては“ゴール”ではありません。でも、18歳のときに出会った彼らのおかげで、「自分にも届くかもしれない」と思えたあの瞬間は、確かに僕の境界線を変えてくれました。お金で成功は測れない。でも、お金が“可能性の見え方”を変えることはある。だから僕は、数字に一喜一憂するのではなく、「自分にとっての成功とは何か?」を問い続けながら、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。あなたにとって、「成功」とは何ですか?ぜひ、一度立ち止まって、自分の答えを探してみてください。本記事は、「コラム記事の達人」を活用し、録音した音声データから約10分で作成しています。「コラム記事の達人」は、nukumo社が提供する業務改善ツール「Aidia」の一機能です