こんにちは、おぐりんです。「ナンバーワンよりオンリーワン」──よく耳にする言葉ですが、“オンリーワン”であるって、どういうことなんでしょうか。僕自身、若い頃から「何者かにならなきゃ」と焦る気持ちがありました。だけど今は、「他人と比べて一番になること」よりも、「誰かにとっての特別な存在であること」のほうが、ずっと価値があるんじゃないかと思うようになったんです。オンリーワンは、スキルじゃなく“色”で決まるたとえば、僕はサッカーが大好きです。サッカーが好きで詳しい──ただそれだけで、「おぐりんはサッカーに熱い人」として覚えてもらえることがあります。日本で一番詳しくなくてもいい。その人が出会った中で「一番サッカーに情熱を持ってる人」だと思ってもらえたら、それだけで価値になる。これが僕の考える“オンリーワン”の第一歩です。オンリーワンであるために必要なのは、誰とも被らないスペシャルな才能じゃない。自分だけの“色”を持つこと。そして、それを隠さずに出すこと。自分の色とは、本音で語ることじゃあ“色”って何か?──僕にとって、それは「本音で語れるかどうか」なんだと思っています。人と話すとき、本心で語る人って、どこか惹かれますよね。好きなこと、譲れない価値観、悩んでること、過去の失敗……そういうものをちゃんと自分の言葉で語ってる人は、間違いなく色がある。そしてその色は、どれだけ似たような趣味や背景があっても、“なぜそれが好きか”という文脈の違いで、唯一無二のものになるんです。色を失いそうになるときただし、ずっと自分の色を保つのは簡単じゃありません。他人と比べてしまったり、否定的な言葉に揺らいだり……。僕も何度も、「これでいいのかな」と迷ったことがあります。特に、自分と違う意見を突きつけられたとき。そのとき大事なのは、「自分がなお貫きたいと思うか?」という問いを立て直すこと。譲れないと思えるなら、それは自分の“色の核”。逆に、「この場では合わせたほうがいい」と思えるなら、それも柔軟さという強み。すべてが“ガンコ”である必要はないと思うんです。最後に“色を出す”って、かっこつけることじゃありません。むしろ、自分の弱さや偏りすら含めて、「私はこう思う」と誠実に語ること。それはときに嫌われるかもしれないし、ズレていると思われるかもしれない。でも、その色があるからこそ、あなたを必要とする誰かに届くはずです。「あなたのことを紹介したい」と思ってもらえるのは、あなたの“完璧さ”ではなく、“らしさ”に惹かれたときなのかもしれません。さあ、今日もあなたの色で勝負していきましょう。本記事は、「コラム記事の達人」を活用し、録音した音声データから約10分で作成しています。「コラム記事の達人」は、nukumo社が提供する業務改善ツール「Aidia」の一機能です